高齢  AMH 刺激周期 自然周期

高齢の場合やAMHの数値が低いのに負担がかかる刺激周期で大丈夫?

 

刺激周期は卵巣を強く刺激することで複数個の卵子を育てます。
一度に10個以上の卵子が採れることも珍しいことではありません。

 

40代と高齢の人の場合、残っている卵子の数が若い頃と比べるとかなり減ってきています。
また、AMHの数値が低いということは卵巣機能が低下してきていることを意味しています。

 

そのような状態で果たしてバンバン卵巣を刺激して大丈夫なのでしょうか?

 

その答えは、どちらともいえません。

 

1個の卵子が育つときには、その数十倍もの原子卵胞が覚醒します。
刺激周期で複数個の卵子が育つということは、かなりの数の原子卵胞が覚醒するということになります。

 

そんなことをしていては、卵巣内に残る卵子の数がどんどん減る一方ですよね。
刺激周期を繰り返しおこなっていると、卵子の数の減りが早くなりゼロとなって全く採れなくなる日も早くなるでしょう。

 

ならば、自然周期にすれば卵巣を過度に刺激しないし、育つ卵子も1から2個程度なので原子卵胞もたくさん覚醒しないから減少お抑えられる、そう思いますよね。

 

確かに卵子だけを考えれば自然周期の方が減りは少なくて済むでしょう。
でもせっかく採卵しても空胞だったり治療に使えない卵子が採れることも可能性としては高くなります。

 

すると毎回採卵をしないといけなく、そのために肉体的負担や金銭的負担もかかってきます。
採れる卵子が少ないために、1回の治療で良い卵子が得られる可能性は自然周期では低いため、良い卵子に出会うまでに何度も採卵から始めないといけません。

 

しかし刺激周期で一度にたくさんの卵子を採れば、その中で良い卵子が1個や2個は入っています。
余った胚は凍結しておけば別の周期に治療できますので、効率を考えると刺激周期で一気に大量の卵子を作ったほうが良い場合もあります。

 

 

同じ40代でも卵巣や残りの卵子の数に違いがありますし、人によって刺激周期が合う、合わない、自然周期が合う、合わないがあります。
通う病院によっても治療方針が違います。

 

ですから、40代の人やAMHが低い場合にはまずは自然周期かショート法のどちらかで治療してみて良い結果が得られなかったら別の方法を試してみて自分に合う方法を見つけていくことがベストだと思います。